認知症とリフレクソロジー

デンマークのリフレクソロジー「ソレンセン式神経反射療法」の日本校

Dementia3

認知症とリフレクソロジー

世界的にも患者数が増えている認知症
様々な治療法がありますが、
その対応法の一つとしてリフレクソロジーがあります。

 

日本ではリフレクソロジーは足を揉んで気持ちの良いリラクゼーション法として知られていますが、その名の語源が Reflex(反射) logy (学問、理論)とあるように、 ヨーロッパでは反射療法として理解されています。足の裏や手の平などの特定部位を押せば身体の特定部位に変化が起こる現象を活用し、不調の改善などをはかる療法です。

リフレクソロジーで一番よく知られているのは足裏や甲の反射区を手で触れて刺激を入れていくものですが、リフレクソロジーには足、手、頭部、頸部、鼻、耳、腸(腹部)などから行うものもあり、顔のリフレクソロジーもあります。

リフレクソロジーのプロセスは、これらの反射区(身体と対応している体表の箇所)を刺激して内臓や体躯への刺激を脳を介して外から内へと伝えます。

認知症へのリフレクソロジーで世界的にも最も症例件数が多いのが、脳と最も近い位置にある顔から行うフェイシャルリフレクソロジーです。

生体内化学反応と脳の機能を知り、必要な個所に対して経絡と神経系からの刺激を加えることで働きかけていきます。記憶や集中力、会話、失認、失行など個々の症状に合わせた的確なトリートメントプランを立てたうえで施術を行っていきます。

勿論、足や手のリフレクソロジーにも脳や内分泌系の反射区もありますので足や手のリフレクソロジーでも働きかけることはできます。
しかし、実際のところ認知症に対するリフレクソロジーは世界的にも顔からの症例が最も多く上がってきています。

こういった療法は、滞りを流し伝達をよくするために一定の期間集中的に施術を受けることをお勧めしますが、経済的や時間的な問題から通いきれないケースもあります。そのためにソレンセン式リフレクソロジーでは、ご家族の方に毎日続けていただくホームケアプログラムというものがあります。自宅でクライアントの状態に合わせて都合のよい時間に毎日少しずつ働きかけていけるリフレクソロジー・ホームプログラムは今注目されています。

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