テンプラーナ早期介入療法 小児脳梗塞の症例
ポーランド:新生児 男の子
診断名:小児脳梗塞
2009年8月生まれの男の子
生まれた翌日に左脳の脳梗塞をおこしました。
両親がこの子をテンプラーナ早期介入療法のためにクリニックに連れてきたのは同年の9月末でした。右手をほとんど動かすことができず、右脚の筋力は弱っていて、頭と眼は左に傾いていました。
癲癇の発作に苦しんでいたため、抗癲癇薬を摂取していました。
行い始めから10月までは次々に子供が感染症にかかったため施術は難しかったそうですが、11月から定期的に週2回施術が行えるようになりました。
その後は、驚くほど変化が見られ、まず変化したのが、頭部の傾きと眼位でした。そして、徐々に右手を動かし使うようになってきました。それが12月にトモグラフィーを受けたことにより、右手を動かさなくなってしまいました。両親はその検査の2日後にセラピーに子供を連れてきました。
フィジカルボディの反射区を入念に刺激したところ、右手を動かし始め、母親と祖母は大変喜びました。その後2日間しっかりと働きかけ、週末を越すと以前よりもかなり良い状態にまで至りました。そして病院で再び検査を受けたところ、右脳と左脳の不均等さはわかりやすく軽減されていました。
2010年2月には、発作がなくなったことから抗癲癇薬もやめることができました。
両手をつき腹ばいも出来るようになり、両脚の左右差もなくなりました。頭や眼も両方へ動かすことができ、感染症にも悩まされなくなりました。元気になり、よく笑い食欲もしっかりとある状態に至りました。
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